家族の死

実は、昨日、飼っていたハリセンボンが亡くなりました。
私にとっては、短い間でしたが家族のようなものでした。
その壮絶な、そしてあまりに突然の死に
ただ呆然と見守ることしかできませんでした。

海水魚を水槽で飼うこと自体が人間のエゴであり、
あなたの寿命を縮めたのは他の何者でもない、私であることは
明確な事実です。

それでも、あなたのかわいい姿や少しずつ懐いてくれる賢さに
どれほど心をいやされたことか、しれません。
短い間だったけれど、あなたと一緒にいることができて
私は幸せでした。

あなたのいない水槽を見ることがこんなに寂しいなんて。
あなたを絶対に忘れません。
私の元に来てくれてどうもありがとう。
そして、何もできなくてごめんなさい。