一生に一度

学生時代に住んでいた町でお世話になった、
いわば●●（地名）のお母さん的存在だった方が、
今現在私が住んでいる県に旅行にいらっしゃいました。
ご主人のアラカン（アラウンド・還暦ｗ）旅行だそうで。
どうしてここを選んだのですか？と聞いたら
うのちゃんが住んでいる町を一度見ておきたかったのよ、と。

うれしいやらありがたいやら。
もちろんお二人の旅行をじゃましてはいけないのですが
せっかくなのでちょうど私が住む町を通過する際に
1時間ほどお時間をいただいてお会いしました。

お会いした理由は、家族に合わせたかったから。
家族…というのは、犬3匹、なのですがｗ。
1匹（♀）を飼っていて、その♀が子供を2匹産んだので、計3匹。
一緒に暮らしています。ええ、この地で。
そして、●●のお母さんは、子犬が生まれたときから
ネットを通して見守っていてくれたのです。

お会いした瞬間、「やっと会えたね」と優しく撫でてくださいました。
そして、ひとしきりお話して、お別れする前に一言。
「実際に会えるのは、一生に一度きり、
これが最後かもしれないけれど。会えて良かった」と。


…一生に一度。
そう、遠い土地に来てしまったから。
それでも会ってもらえてよかった。